ErrorReportBuilder クラス

例外からエラーレポートを作成します。 このクラスは抽象クラスです。

継承

System.Object

ErrorReportBuilder

EnglishErrorReportBuilder

JapaneseErrorReportBuilder

継承されたメンバー

System.Object.Equals(System.Object)

System.Object.Equals(System.Object, System.Object)

System.Object.GetHashCode()

System.Object.GetType()

System.Object.MemberwiseClone()

System.Object.ReferenceEquals(System.Object, System.Object)

System.Object.ToString()

名前空間: ExapisSOP.IO.Logging

アセンブリ: ExapisSOP.dll

構文

public abstract class ErrorReportBuilder

コンストラクタ 一覧

ErrorReportBuilder(Exception, String, IEnumerable<ICustomErrorDetailProvider>)

型'ErrorReportBuilder'の新しいインスタンスを生成します。

宣言

protected ErrorReportBuilder(Exception exception, string option, IEnumerable<ICustomErrorDetailProvider> detailProviders)

引数

型	名前	説明
System.Exception	exception	作成するエラーレポートの例外オブジェクトです。
System.String	option	作成するエラーレポートのオプションです。 この引数は派生クラスで利用されます。
System.Collections.Generic.IEnumerable<ICustomErrorDetailProvider>	detailProviders	追加情報を翻訳するオブジェクトの列挙体です。

例外

型	条件
System.ArgumentNullException

プロパティ 一覧

DateTime

このオブジェクトが作成された日時を取得します。

宣言

public DateTime DateTime { get; }

プロパティ値

型	説明
System.DateTime

DetailProviders

追加情報を翻訳するオブジェクトの列挙体を取得します。

宣言

public IEnumerable<ICustomErrorDetailProvider> DetailProviders { get; }

プロパティ値

型	説明
System.Collections.Generic.IEnumerable<ICustomErrorDetailProvider>

Exception

コンストラクタに渡された例外を取得します。

宣言

public Exception Exception { get; }

プロパティ値

型	説明
System.Exception

LastCreationError

前回の Create(Exception, ICustomErrorDetailProvider[]) の呼び出しで発生したエラーを取得します。成功した場合はnullを返します。

宣言

public static ErrorReportBuilder LastCreationError { get; }

プロパティ値

型	説明
ErrorReportBuilder

Option

作成するエラーレポートのオプションを取得します。 この変数は派生クラスで利用されます。

宣言

public string Option { get; }

プロパティ値

型	説明
System.String

メソッド 一覧

Build()

エラーレポートを生成します。

宣言

protected virtual string Build()

戻り値

型	説明
System.String	生成されたエラーレポートを表す文字列です。

BuildBody(StringBuilder, Exception, Int32)

エラーレポートの内容を作成します。

宣言

protected virtual void BuildBody(StringBuilder sb, Exception ex, int index = 0)

引数

型	名前	説明
System.Text.StringBuilder	sb	戻り値を格納するオブジェクトです。
System.Exception	ex	エラーレポートの例外です。
System.Int32	index	何番目の内部例外かを表す整数値です。0の場合は内部例外ではありません。

BuildHeader(StringBuilder, DateTime, Int32)

エラーレポートの見出しを作成します。

宣言

protected virtual void BuildHeader(StringBuilder sb, DateTime dt, int pid)

引数

型	名前	説明
System.Text.StringBuilder	sb	戻り値を格納するオブジェクトです。
System.DateTime	dt	エラーレポートの作成日時です。
System.Int32	pid	エラーレポートを作成したプロセスのIDです。

Create(Exception)

現在のカルチャに合致する型'ErrorReportBuilder'のインスタンスを生成します。

宣言

public static ErrorReportBuilder Create(Exception exception)

引数

型	名前	説明
System.Exception	exception	作成するエラーレポートの例外です。

戻り値

型	説明
ErrorReportBuilder	新しい翻訳されたErrorReportBuilderのインスタンスです。

Create(Exception, ICustomErrorDetailProvider[])

現在のカルチャに合致する型'ErrorReportBuilder'のインスタンスを生成します。

宣言

public static ErrorReportBuilder Create(Exception exception, params ICustomErrorDetailProvider[] detailProviders)

引数

型	名前	説明
System.Exception	exception	作成するエラーレポートの例外です。
ICustomErrorDetailProvider[]	detailProviders	追加情報を翻訳するオブジェクトの配列です。

戻り値

型	説明
ErrorReportBuilder	新しい翻訳されたErrorReportBuilderのインスタンスです。

GetLocalizedBodyLine0_TypeName(String)

上書きされた場合、内容の0行目(型名)を表す翻訳済みの文字列を取得します。

宣言

protected abstract string GetLocalizedBodyLine0_TypeName(string typename)

引数

型	名前	説明
System.String	typename	例外オブジェクトの型名です。

戻り値

型	説明
System.String	翻訳済みの文字列です。

GetLocalizedBodyLine1_Message(String)

上書きされた場合、内容の1行目(メッセージ)を表す翻訳済みの文字列を取得します。

宣言

protected abstract string GetLocalizedBodyLine1_Message(string message)

引数

型	名前	説明
System.String	message	メッセージです。

戻り値

型	説明
System.String	翻訳済みの文字列です。

GetLocalizedBodyLine2_HResult(Int32)

上書きされた場合、内容の2行目(H-RESULT)を表す翻訳済みの文字列を取得します。

宣言

protected abstract string GetLocalizedBodyLine2_HResult(int hresult)

引数

型	名前	説明
System.Int32	hresult	H-RESULTです。

戻り値

型	説明
System.String	翻訳済みの文字列です。

GetLocalizedBodyLine3_HelpLink(String)

上書きされた場合、内容の3行目(ヘルプリンク)を表す翻訳済みの文字列を取得します。

宣言

protected abstract string GetLocalizedBodyLine3_HelpLink(string helplink)

引数

型	名前	説明
System.String	helplink	ヘルプリンクです。

戻り値

型	説明
System.String	翻訳済みの文字列です。

GetLocalizedBodyLine4_Source(String)

上書きされた場合、内容の4行目(発生源)を表す翻訳済みの文字列を取得します。

宣言

protected abstract string GetLocalizedBodyLine4_Source(string source)

引数

型	名前	説明
System.String	source	発生源です。

戻り値

型	説明
System.String	翻訳済みの文字列です。

GetLocalizedBodyLine5_TargetSite(String, String)

上書きされた場合、内容の5行目(発生場所)を表す翻訳済みの文字列を取得します。

宣言

protected abstract string GetLocalizedBodyLine5_TargetSite(string methodName, string className)

引数

型	名前	説明
System.String	methodName	例外を発生させた関数の名前です。
System.String	className	例外を発生させた型の名前です。

戻り値

型	説明
System.String	翻訳済みの文字列です。

GetLocalizedBodyLine6_StackTrace(Int32, String)

上書きされた場合、内容の6行目(スタックトレース)を表す翻訳済みの文字列を取得します。

宣言

protected abstract string GetLocalizedBodyLine6_StackTrace(int index, string stackframe)

引数

型	名前	説明
System.Int32	index	スタックフレームの番号です。
System.String	stackframe	スタックフレームを表す文字列です。

戻り値

型	説明
System.String	翻訳済みの文字列です。

GetLocalizedBodyLine7_Data(String)

上書きされた場合、内容の7行目(内部データ)を表す翻訳済みの文字列を取得します。

宣言

protected abstract string GetLocalizedBodyLine7_Data(string content)

引数

型	名前	説明
System.String	content	内部データの個数を表す文字列です。

戻り値

型	説明
System.String	翻訳済みの文字列です。

GetLocalizedBodyLine8_InnerException()

上書きされた場合、内容の8行目(内部例外)を表す翻訳済みの文字列を取得します。

宣言

protected abstract string GetLocalizedBodyLine8_InnerException()

戻り値

型	説明
System.String	翻訳済みの文字列です。

GetLocalizedHeaderLine1_Caption()

上書きされた場合、見出しの1行目(題名)を表す翻訳済みの文字列を取得します。

宣言

protected abstract string GetLocalizedHeaderLine1_Caption()

戻り値

型	説明
System.String	翻訳済みの文字列です。

GetLocalizedHeaderLine2_Created(DateTime)

上書きされた場合、見出しの2行目(作成日時)を表す翻訳済みの文字列を取得します。

宣言

protected abstract string GetLocalizedHeaderLine2_Created(DateTime dt)

引数

型	名前	説明
System.DateTime	dt	作成日時です。

戻り値

型	説明
System.String	翻訳済みの文字列です。

GetLocalizedHeaderLine3_ProcessId(Int32)

上書きされた場合、見出しの3行目(プロセスID)を表す翻訳済みの文字列を取得します。

宣言

protected abstract string GetLocalizedHeaderLine3_ProcessId(int pid)

引数

型	名前	説明
System.Int32	pid	プロセスIDです。

戻り値

型	説明
System.String	翻訳済みの文字列です。

GetLocalizedHeaderLine4_Notice()

上書きされた場合、見出しの4行目(注意文)を表す翻訳済みの文字列を取得します。

宣言

protected abstract string GetLocalizedHeaderLine4_Notice()

戻り値

型	説明
System.String	翻訳済みの文字列です。

Save(IPathList, String)

エラーレポートを生成し、指定された名前で既定の場所へ保存します。

宣言

public PathString Save(IPathList paths, string name = null)

引数

型	名前	説明
IPathList	paths	ログファイルの既定の場所を表すパス文字列を格納したオブジェクトです。
System.String	name	エラーレポートの名前です。

戻り値

型	説明
PathString	自動生成された保存先のファイルパスです。

Save(PathString)

エラーレポートを生成し、指定されたパスを持つファイルへ保存します。

宣言

public void Save(PathString path)

引数

型	名前	説明
PathString	path	エラーレポートの保存先のファイルパスです。

Save(Stream)

エラーレポートを生成し、指定されたストリームへ保存します。

宣言

public void Save(Stream stream)

引数

型	名前	説明
System.IO.Stream	stream	エラーレポートの保存先のストリームです。

Save(TextWriter)

エラーレポートを生成し、指定されたライターへ保存します。

宣言

public void Save(TextWriter writer)

引数

型	名前	説明
System.IO.TextWriter	writer	エラーレポートの保存先のライターです。

SaveERBC(IPathList)

LastCreationErrorを保存します。

宣言

public static void SaveERBC(IPathList paths)

引数

型	名前	説明
IPathList	paths	ログファイルの既定の場所を表すパス文字列を格納したオブジェクトです。