措備手著物語
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措備手著物語(日本語原文)
- 措備手著語は何処か遠くの独裁国家で開発された。
- 独裁者は措備手著語を国民に強制的に覚えさせた。
- その後、その国の国民は措備手著語のみを理解する様になり、自分達を措備手著人として認識する様になった。
- 国名も「大措備手著魔王専制主義連邦国」(英:The United Greatest Despotism Nation State of Sobityezjyo)となった。
Sobityezjyo Vatmelyui (Sobityezjyo Zjyoanwabi)
- Sobityezjyo pkepurisp zgarepty skanton dasosso feathin shokyach mitaldyeyo.
- Mitalri pketta sobityezjyo urugaps aposp kpatireth nantewo wadest mitalki.
- Aposp kosno spiks spetta mitalki spurug sobityezjyo.
- Mitaldyeyo naminami pkepurisp: "Sobityezjyo Mitaldyeyo".
補足
- 日本語の「その後、その国の国民は措備手著語のみを理解する様になり、自分達を措備手著人として認識する様になった。」は、措備手著語では「Aposp kosno spiks spetta mitalki spurug sobityezjyo.」の一文で表す事ができる。理由は以下の二つ。
- 動詞「kosno」が「理解する」と「認識する」の両方の意味を持つ。
- 名詞「sobityezjyo」が「措備手著語」と「措備手著人」の両方の意味を持つ。
新出単語
Pkepurisp
- 品詞:接続詞
- 語源:「pketta puryewo spurug」という語句が短縮された。
- 使い方:前述の名詞句を主語として扱い、後述の名詞句を補語として扱う。また、主語と補語は同じであると見做される。前後には名詞以外の単語を置く事はできない。
- この単語は、全ての時制を持つため、文章からどの意味で使われているのかを推測しなければならない。
Vatmelyui
- 品詞:可算名詞複数形
- 意味:物語。複数の小さな話が集まって大きな物語になるという意味が込められている。
Skanton
- 品詞:冠詞
- 使い方:動詞の前に付けて、時制を過去、態を受動態に変える。
Ktanton
- 品詞:助詞
- 使い方:動詞の後ろに付けて、時制を過去、態を受動態に変える。
- 冠詞ではなく助詞であるという点を除けば、「skanton」とほぼ同じ使い方ができる。
Wadest
- 品詞:冠詞
- 使い方:受動態または使役態の動詞を使う文章で、実際に動作を行う名詞を指定する為に使う。直後の名詞句が実際の主語の扱いになる。
Ktiwade
- 品詞:冠詞
- 使い方:受動態または使役態の動詞を使う文章で、実際に動作を行う名詞を指定する為に使う。直前の名詞句が実際の主語の扱いになる。
- 冠詞ではなく助詞であるという点を除けば、「wadest」とほぼ同じ使い方ができる。
Kpatireth
- 品詞:冠詞または助詞
- 使い方:動詞の前後に付けて、時制を過去、態を使役態に変える。
- 注意:前後どちらの動詞を名詞化するのかは文脈を追わなければならない。
Zgarepty
- 品詞:冠詞または助詞
- 使い方:動詞の前後に付けて名詞化する。
- 注意:前後どちらの動詞を名詞化するのかは文脈を追わなければならない。
Spiks
- 品詞:冠詞または助詞
- 使い方:動詞の前後に付けて、時制を完了に変える。
- 注意:前後どちらの動詞を名詞化するのかは文脈を追わなければならない。
Anwakwibyo
- 品詞:他動詞
- 意味:変える、変換する、改変するという意味。
Anwakwibibi
- 品詞:可算名詞
- 意味:何か処理を施した物、改変された物という意味。転じて改版。
Zjyoanwao
- 品詞:他動詞
- 意味:翻訳するという意味。
- 語源は「zjyozji urugaps aposp anwakwibyo」または「zjyozji urugaps anwakwibyo」という文。
Zjyoanwabi
- 品詞:可算名詞
- 意味:翻訳版という意味。
- 語源は「Zjyoanwao ktanton zgarepty anwakwibibi」という文。
- もしくは、「zjyozji anwakwibibi」という名詞を省略したものとも考える事ができる。
Dasosso
- 品詞:他動詞
- 意味:作る、造る、創る、作成する、創造する、開発する、製造するという意味。
Feathin
- 品詞:冠詞
- 使い方:場所を示す時に使う。直後の名詞句が場所を表す。
Feaktin
- 品詞:助詞
- 使い方:場所を示す時に使う。直前の名詞句が場所を表す。
- 冠詞ではなく助詞であるという点を除けば、「feathin」とほぼ同じ使い方ができる。
Shokyach
- 品詞:前置形容詞
- 意味:何処か遠くにある、遠方にある、離れた場所にあるという意味。
Mitaldyeyo
- 品詞:不可算名詞
- 意味:独裁国家。厳密には「魔王専制主義連邦国」という意味。
Mitalri
- 品詞:可算名詞
- 意味:独裁者。厳密には「魔王専制主義連邦国の長」という意味。
Mitalki
- 品詞:可算名詞
- 意味:国民。厳密には「魔王専制主義連邦国の民」という意味。
Nantewo
- 品詞:自動詞
- 意味:覚える、記憶する、暗記する、頑張って練習する、訓練するという意味。
- 使役態で使うと強制的に行うという意味が含まれる事もある。
Kosno
- 品詞:他動詞
- 意味:理解する、知る、認識するという意味。理解する対象が限定される時によく使われる。
Naminami
- 品詞:可算名詞
- 意味:名前。
- 「nami」の様に略されて使われる事もあるが、これは俗語である。
- この省略表現は嫌われているので使用する際は注意する必要がある。
- 日本語の「名前」(namae)や英語の「name」と発音がよく似ている。
- 「aposp」や「pkapo」を付ける事で命名する、名付けるといった意味で使う事もできる。
その他
- Aposp hyamparosoyo ipagdas.
- 日本語訳:ヒャンパロソヨを食べる。
- 富裕層はこの様な乱雑な表現を使う事がある。
- また、私的な場では乱暴語、公的な場では丁寧語という使い分けも為されている。
- ただし、一般人は丁寧な表現「Aposp andawi spurug hyamparosoyo woyuin.」を使う事が多い。
- 文中の「ipagdas」は語句「aposp hyamparosoyo」の全体を修飾している。
- もし、「hyamparosoyo」のみを修飾するのならば「gden」を使う。